代表挨拶

受講者目線に立った研修作りでお客様に愛される企業に

現代のビジネス環境では、AI技術の導入が避けられない流れとなっています。しかし、2023年8月の調査結果によると、日本企業で生成AIを業務に導入しているのはわずか18.0%で、これは米国の73.5%、オーストラリアの66.2%と比較して著しく低い数値です。「不要のため未導入」と答えた企業が41.3%、「利用が禁止されているため未導入」と答えた企業も10.1%に上ります。AI技術の可能性と導入に向けた理解が不足していることが、この遅れの原因の一つと考えられます。

技術的な障壁、セキュリティの懸念、従業員のスキル不足、教育の必要性など、AI導入を躊躇させる要因は多岐にわたります。特に日本では、伝統的なビジネスモデルや企業文化が、イノベーションの取り入れに対する心理的障壁となっている場合があります。しかし、AI技術を積極的に取り入れることで、データ分析、顧客サービス、生産性向上など、ビジネスのあらゆる面でメリットが期待できます。大量のデータを迅速に処理し、予測分析や意思決定をサポートするAIの力は、ビジネス効率の向上だけでなく、新しいビジネスチャンスの創出にも貢献します。

日本企業がAI技術の導入を加速させるためには、AIに対する理解を深め、企業内の意識改革が必要です。経営層から従業員まで、AI技術の基礎知識を普及させ、導入のメリットや可能性を広く伝えることが重要となります。「試してみる姿勢」は、その潜在力を活かすために不可欠です。

私たちAIMは、企業がこの新技術を受け入れ、有効に活用できるようになるまでの取り組みの一助になりたいと思っております。人間とAIが共生する未来を目指し、私たちが提供できる価値を模索し続けます。皆様と共に新たな業務スタイルに挑戦できましたら幸いです。

株式会社AIM 代表取締役 石井 一之

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